【簡単!】子犬期から始める!効果的なトイレトレーニングの方法!しつけに必要なアイテムは?!

 

子犬がおうちにやって来たその日から始めなくてはいけない事!それはトイレのトレーニングです。子犬は最初、トイレの場所を知りません。だんだんと犬自身がトイレの場所を学んでいく事が必要です。今回は効果的なトイレトレーニングの方法をまとめました。

【子犬期から始めるトイレトレーニングのやり方まとめ】

 

まずはトイレトレーニングに必要なものを揃えましょう!

★トイレトレーニングに必要なもの★

・トイレトレー

・トイレシート

・ケージ、サークル

 

ここで具体的なトレーニング方法の前に、まず犬の基本習性として知っておきたいことをご紹介します。犬の習性を利用して早くトイレを覚えてくれるようにトレーニングしていきましょう。

 

★犬の基本習性★

 

⒈犬は本来綺麗好きな動物!

自分の寝床はきれいにしておきたいのが犬の性格。この習性を利用してトレーニングを進めていくと上手くいきやすいです。

 

足場の柔らかいところでトイレをしやすい!

犬は本来、土の上や草・芝生などの柔らかい場所を探してトイレをする傾向があります。室内でも柔らかい踏み心地の場所を探しているので、フローリングの上よりもソファやラグなどがある場所でトイレをしてしまうことが多いです。この習性もトレーニングに生かしましょう。フローリングより、ペットシートの方が柔らかいですよね!

 

⒊犬のトイレの時間は大体決まっている!

犬は個体差も少しありますが、基本的に寝起き・食事の後・遊んだ後に排泄しやすいです。これが分かっていればトイレに連れていくタイミングがつかめます。最初のうちはどんな時に排泄しやすいかをメモしておくと傾向が分かります!

以上3つの犬の基本習性を踏まえて、トイレトレーニングをスタートしましょう^^

 

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【トイレトレーニングを始めよう!】

①子犬は基本的にケージ(ハウスの中)で過ごさせるようにします。

②子犬がトイレに行きたそうな仕草や時間になったら、トイレシートを敷き詰めたサークルに移動させる。

③排泄するまでサークルの扉を閉めて中に入れておく。

④シーツの上で排泄すれば成功!沢山褒めてあげよう。

⑤おしっこをしたら飲み水を与える。

⑥子犬をサークルから出してハウスに戻してあげる。

 

サークル内のペットシートで排泄➡︎ハウスに戻すを繰り返す事でペットシートで排泄する事を学習していきます。

 

慣れてきたらstep up!!!

 

⑦サークル内のペットシートの面積を半分に減らして同じように繰り返していきます。

⑧トイレシートの上で排泄できるようになったら、トイレトレーの上にシートを敷いて置くようにします。

⑨トイレトレーの中で排泄できるようになったら自分でトイレに行けるようにサークルの扉を開けておきましょう。

⑩自分でサークル内のトイレトレーのところで排泄できるようになったらあと少しです!サークルがなくてもトイレトレーの上でトイレをできるように練習していきましょう。元々犬は綺麗好きなので、自分の寝床で排泄をするのを嫌います。その心理を利用して、自分からトイレに行くようにサポートしてあげましょう。

 

 

以上トイレトレーニングの具体的な方法をご紹介しました。トレーニングのポイントはとにかく上手く出来た時に褒めてあげる事!オーバーだなと感じる位に褒めてあげましょう。

失敗した時は怒鳴ったり、叩いたりせずにしれっとすぐに片付けます。匂いがつくとまた同じ場所でしてしまうので、消毒などで綺麗に掃除すること。また床に洗濯物や、バッグなどを置いておくとその上で排泄してしまうこともあるので(柔らかい場所で排泄しようとしてしまう。)お部屋の床には物を置かないようにしておくのも大切です。

 

最初は大変だと思いますが、早くトイレの場所を覚えてくれるようにしっかり子犬のうちからしつけしていきましょう!

子犬が来た翌日以降にする事まとめ!初めて動物病院・初期のしつけ・社会化期とは?

 

無事初日を迎えることができたら、翌日以降も焦らずゆっくりと徐々に遊んであげる時間を増やしたり、おやつをあげたりして信頼関係を築いていきましょう。

お散歩にも連れていきたいところですが、まずは動物病院で

健康診断やワクチン接種の相談をしていきましょう。

それまでは他の犬との接触は避けてくださいね。

【子犬を迎えた翌日以降にすること】

①動物病院で健康診断・ワクチン接種の相談

 

子犬が自宅にやってきたらなるべく早めに

動物病院で健康診断をしてもらいましょう。

体重測定や血液検査、尿検査、寄生虫検査などを早い時期にしておくことで、今後病気の早期発見にも繋がります。

 

初めて動物病院に行く際は、今まで接種したことのある

ワクチン接種の証明書など、なるべく犬のことがわかる書類を

持参して行くと、今後のワクチン計画などの相談がスムーズです。

また、動物病院には体調の悪い動物たちもたくさんいますので

接触しない様にキャリーケースなどに入れて、外に出さない様にしましょう。

 

生後2ヶ月ほどの子犬なら、1回目のワクチン接種を受けていると思いますが、1回目の時に母犬からの移行抗体がまだ残っていた場合新しい抗体が作られず、ワクチンの効果が失われてしまいます。

抗体には個体差がありますので、1回目のワクチン接種の約1ヶ月後に2度目のワクチン接種そのまた1ヶ月後に3度目のワクチン接種が行われます。

獣医によっては2回目で終了となる場合もありますので、

獣医と相談して決めていきましょう。

その後もワクチンの効果は約1年とされていますので、

毎年1回はワクチンの接種が必要となります。

 

約3回のワクチン接種が完了すれば、外に散歩に連れていき

他の犬や動物たちとも接触が可能になります

 

②しつけトレーニング(初級編)

 

子犬はまだまだ小さく、しつけをするのはまだ早いかも?

と思いがちですが、犬は人間の何倍もの速さで成長していきます。

小さい時期から簡単なしつけを初めていきましょう

 

トイレのしつけは初日から始まっていますが、

引き続き慣れるまではトレーニングをしていきましょう。

 

またトイレと同様にしつけの第一歩となるのが、

名前を覚えさせることです。

犬に名前を認識させるにはしっかりとアイコンタクトを

とって名前を呼んであげることです。

名前を呼んで振り向く様になったら、沢山褒めてあげましょう。ご褒美のおやつをあげるのも有効です。

自身の名前が分かってる来る様になったら、

名前を呼んだ時に飼い主の所に来る様に教えていきましょう。

 

注意点としては、怒る時に名前で怒らないということです。

名前を呼ばれた時に怒られる(悪い事が起きる)と覚えてしまうと

名前を呼ばれても飼い主の所に来なくなってしまいます。

叱る時は、「ダメ!」「ノー!」など家族で一つの言葉に決めて

おくと犬も混乱せずにすみます。

 

 

生後2〜3ヶ月の時期に子犬がキャンキャンと吠えると

お困りの方も多いです。

吠えるには大きく分けて

⒈要求吠え

⒉無駄吠え

の2つの種類がありますが、

この時期の子犬が吠えるのはほとんどが1番の要求吠えです。

お腹が空いた時や、寂しい時、トイレの後で汚れている時など

に吠える事が多いので、

子犬が何を要求しているのかを見極める事が大事です。

 

お腹が空いているならご飯をあげる。

ケージが汚れているなら綺麗にしてあげる。

寂しくて泣いているなら、遊んであげる。

 

これで泣き止むか試して見ましょう。

 

もし必要以上に吠える様なら、無視することも必要です。

吠えれば飼い主さんが遊んでくれると

思い込んでしまう場合もありますので、

原因なく吠える場合は心を鬼にして無視し続けましょう。

吠えても何もいい事がおきないんだな。と学習すれば

吠えるのをやめてくれます。

 

あまりに吠えるからと人間が妥協して、

犬に構ってしまうと、しつこく吠えれば

飼い主さんが構ってくれると覚えてしまいますので、

一貫して無視してください。

 

吠えるのをやめて大人しく過ごしてくれたら、

褒めてあげましょう。

 

犬のしつけは根気がいりますが、子犬のうちから

しっかりしつけをすれば成犬になった時に楽になりますよ。

頑張りましょう。

 

 

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③子犬の社会化と外へのお散歩

子犬の社会化は全てのしつけの基本となります。

子犬の時期に適切な社会化が出来ていないと

知らない人に吠える・噛むインターフォンに吠える他の犬に怖がる・吠える来客時に吠え続ける。などの問題行動の原因になります。

 

子犬の社会化期は生後2〜4ヶ月の時期と言われており、

この時期に人間社会に慣れさせる事がとても大切。

 

ただこの生後2〜4ヶ月の時期はワクチン接種が完了しておらず

外に散歩に連れていき他の動物との接触が出来ない時期にあたります。

ではどうすればいいか?というと、

外に出していけない訳ではないので、

抱っこ散歩がおすすめです。

 

抱っこ散歩とは・・・犬を抱っこしながら外を歩く事。

まだ地面を歩かせる事は出来ませんが、抱っこで外に連れていき

車や自転車で走る人など、外の世界を見るだけでも十分な効果が得られます。

また、自宅に友人を呼んで犬と遊んでもらうのも効果的。

飼い主だけではなく、色々な人と関わる事が大切です。

それにより社会の出来事に対応できる様になっていきます。

 

子犬をたくさんの人に会わせてあげてくださいね^^

 

ちなみに意外と知られていないのが、

第2の社会化期

これはワクチン接種が終わり、自分の足で散歩が出来る様になった時期にあたります。

 

最初の社会化期に記憶したものを実際に自身で

触れたり、匂いを嗅いだりして確認して行く時期です。

またこの時期からは、他の犬とも触れ合う事が出来ますので、

子犬〜老犬までいろんな犬とコミュニケーションを

とらせてあげましょう。

人や犬だけでなく、行ったことのない環境に触れさせることでも

適応能力を養って行く事が出来るので、

車に乗る事や、山・海など色々な場所で経験を積み

勉強させて行くことも飼い主の務めです。

 

沢山犬と一緒にお出かけしましょう!

【ドキドキ!】子犬が来た初日にする事と注意点まとめ!トイレや食事のタイミングは?

 

待ちに待った子犬がお家にやってくる日!

ワクワクドキドキでその日を迎えることでしょう。

でもいざその時になってみると、初めて犬が家に来た日はどのようにお世話すればいいのか分からない!という方も多いはず。

今回はそんな方のために

初めて子犬がお家に来た日にすることをまとめました。

 

初めての日は飼い主さん以上に子犬も不安でいっぱいです。

優しくサポートしてあげましょう^^

 

 

【子犬を迎えた初日にすること。注意点!】

 

①子犬を迎えに行く時間帯

まず子犬を迎えにいくのは、なるべく連休初日の午前中をおすすめします。

理由は、早く慣れてもらうために時間をたっぷりとるため

そして子犬は初めて来た日から2.3日中が最もストレスを感じやすく体調を崩しやすいので体調の変化に気づきやすいようにするためです。

また、体調を崩した場合に慌てないように、近くの動物病院も確認しておくようにしましょう。

土日祝日休みの動物病院も多いので、休日に対応できる病院を探しておくと安心ですね。

 

 

②トイレのお世話

子犬のうちは1日の排泄量がとにかく多いです。

まだ体が小さいため、おしっこやうんちを体に溜めておくことができないからというのが理由です。

平均ではうんちは15ほど、おしっこは月齢+1時間の間隔とされています。

また夜寝ている間我慢できる時間としては、

月齢+2時間が目安となります。

生後2か月位の子犬では4時間ということになりますね。

最初のうちはちょっと大変ですが、4時間置き位に起きて様子を見るようにしましょう。

 

また、トイレシート以外のところで排泄していても、叩いたり叱ったりするのはやめましょう。

排泄自体がいけない事だと思い込み、膀胱炎等の病気を引き起こす可能性があります。

 

トイレのしつけのポイントは、上手くできたときにすかさず褒めることです!褒めて伸ばす!ですね^^

どうしてもイライラしたり、怒りたくなる時もありますが、犬を飼うと決めたのはあなたです。

トイレを覚えるまで寛容な気持ちで乗り切りましょう。

 

 

 

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③お水・食事をあげる

成犬になれば食事は朝・夕の1日2回ですが、

子犬のうちは一度に食べられる量が少ないので

3、4回程度に分けて与えましょう。

最初のうちは、ペットショップやブリーダーさんが与えていた

ドッグフードを教えてもらい、同じくらいの時間に

同じものをあげるとトラブルが少なくすみます。

ドッグフードを変える場合は様子をみて、2、3日かけて少しずつ

変えていきましょう。

 

お水は常に新鮮なお水を与えてあげてください。

決して何日も同じお水を置きっ放しにすることがない様に注意。

 

 

 

④構いすぎずに、様子をみてあげる

初日はどうしても可愛くて子犬を追いかけ回してしまいがちですが

子犬は初めての環境や移動でかなり疲れています。

犬の様子をしっかり観察してあげましょう。

最初はケージの置いてある部屋に放して室内の探検をさせてあげると良いと思います。匂いを嗅いだり室内を歩き回ることで環境に慣れやすくなります。

(⚠︎誤飲防止のため、床などに危険なものがないか確認しておくこと。)

 

そして、お水や食事を与えてあげましょう。

食事の後はトイレのお手伝い。

 

子犬が戯れてきたり、遊びたそうにしていても最初の数日は

軽く遊んであげる程度でゆっくり休ませてあげましょう。

無理やり抱っこしたり、連れ回すと体調を崩す原因になりますので

ここではグッと我慢!

そっとケージに誘導して寝かせてあげると良いですね。

周りが気になってそわそわしていたり、怖がっているような場合は

ケージに布をかけて暗く周りが見えないようにしてあげましょう。

 

※そっと様子を見てあげることが大切で、放っておくという意味ではありません!子犬の変化に気づいてあげれるようにしてくださいね。

 

 

 

⑤夜寝かせるときはケージ(ハウス)で!

夜になったらケージ(ハウス)で寝かせてあげましょう。

その際誰もいない部屋ではなく、

飼い主さんが寝ている部屋にケージを移動させて

同じ部屋で寝てあげると安心します

夜も昼と同じ様に、布をかけてあげると◎

また、しばらくの間は夜中でもトイレの時間に起きて

排泄の手伝いをしてあげるとトイレも早く覚えます。

ちょっと大変ですが、トイレを我慢できる様になるまでの

間なので頑張りましょう!

 

 

 

ここまでがだいたい初日にする事。

基本は食事・トイレ・睡眠ですね!

 

初日はまず子犬が安心できる様にゆっくり休ませてあげる事と

環境に早く慣れてもらう様にサポートする事を心がけましょう。