最近では海外でも人気の柴犬!
丸々とした体に、くるりと丸まった尻尾がとっても可愛いですよね。
洋犬が人気を集めている現在でも根強い人気を集めている柴犬の魅力と特徴をまとめました。
もくじ
【柴犬の特徴】
柴犬は、日本原産の日本犬の一種です。
ちなみに日本犬には柴犬のほかに、日本犬保存会に定められている6つの犬種がいます。簡単に日本犬の種類もまとめました。
犬種 |
型 |
天然記念物への指定年月日 |
秋田犬 |
大型 |
1931年(昭和6年)7月31日 |
甲斐犬 |
中型 |
1934年(昭和9年)1月22日 |
紀州犬 |
中型 |
1934年(昭和9年)5月1日 |
柴犬 |
小型 |
1936年(昭和11年)12月16日 |
四国犬 |
中型 |
1937年(昭和12年)6月15日 |
北海道犬 |
中型 |
1937年(昭和12年)12月21日 |
※現存の6犬種のほか、1934年(昭和9年)12月28日に「越しの犬」が国の天然記念物に指定されていますが、その後数が減ってしまい、1971年(昭和46年)に純血種が絶えてしまっています。残念ですね・・・
日本犬は洋犬の進出により一時絶滅の危機に瀕しましたが、すべて天然記念物に指定されるなどの努力の甲斐があって、現在でもその血を継承しています!
日本犬の中で柴犬の飼育頭数が最も多く、日本犬保存会によれば、現在日本で飼育されている日本犬種のうち、柴犬は約80%を占めるとされています。
さて本題にもどりまして、柴犬の特徴を紹介していきたいと思います。
⒈どれくらいの大きさになる?
寿命:12歳〜15歳程度
体重:オス:が8〜11 kg、 メスが 6.8〜9 kg程度とオスの方が少し大きい傾向があります。
体高:オス: 35–43 cm、 メス: 33–41 cm程度が平均です。
⒉毛色の種類は?
柴犬の毛色の種類はだいたい、 赤茶・黒・ 胡麻・黒胡麻・赤胡麻・白の6種類に分かれます。みなさんがよく目にするのは赤茶色の柴犬ですよね。
そして最近人気なのが黒の柴犬。眉毛のようなタン模様が入っていてとっても可愛いですよね。赤茶の柴犬に比べて黒は珍しいため、赤茶よりも1、2万円ほど高く取引されることが多いです。
また黒よりも珍しく、見かけたことがない方もいると思いますが、白い柴犬も存在します。ですが白い柴犬ですが、実は正式な柴犬の毛色ではなく、同じ色の柴犬同士の繁殖を繰り返すことにより色素が薄くなって誕生する毛色とされています。
ホワイト
そして白よりもさらに珍しいカラーの柴犬もいるんです 笑
それが胡麻と言われるカラー。赤・黒・白の毛色が混ざり合っている毛色です。一番割合の多いカラーによって赤胡麻や黒胡麻などと呼ばれています。
赤胡麻
色々な毛色の柴犬がいることがわかりましたが、割合としては
赤茶:80%
黒:10%
白:10%以下
胡麻:とっても希少
最近黒い柴犬はよく見かける気がしましたが、実はこんなに割合としては少ないんですね!毛色によって性格なども変わってくると思われがちですが、柴犬に関してはほとんど生まれ持った性質は変わらないとされています。
ぜひお気に色の毛色の柴犬を見つけてみてくださいね^^
【柴犬の性格】
柴犬の基本性格:恐れ知らず・ 鋭敏・愛嬌がある・誠実・ 警戒心が強い・ 自信満々
柴犬と言えば頑固でクールなイメージを持たれやすいですが、本当のところはどうなのでしょうか?詳しくみていきましょう!
⒈柴犬は頑固でクールな犬?
他人にあまり心を開かないところがありますが、実は飼い主には従順で強い信頼関係を築くことができます。また警戒心が強いため番犬としても優秀です。確かに街中で見かけて、知らない人に駆け寄ったりする柴犬はあまりいませんよね。
しっかりとしつけをすれば、とても心強いパートナーになってくれるのが柴犬です。またクールな印象がありますが、飼い主の前では尻尾を大きく降って喜びを表してくれる可愛い一面も持ち合わせています。
⒉活発で運動大好き!
柴犬は活発で運動が大好きなので、こまめに散歩に連れて行ってあげることも大切。運動不足になるとストレスを溜めやすいので注意しましょう。その分、散歩をしっかりしてあげれば自宅の中では大人しくしてくれることが多いですよ。
⒊柴犬は留守番が得意?!
柴犬は独立心が強く、あまりベタベタと触られり無理に抱っこされるのを嫌がる子が多いです。そのため、いつでも犬と一緒に遊びた方や抱っこをしたい方には不向きな犬種。
ですがその分一人でいることにもストレスを感じにくいため、外出が多いご家族にはとってもおすすめな犬種です。もちろん放置していいということではありませんので、散歩や適度なスキンシップは取るようにしてくださいね!
【豆柴とは?】
最近よく聞く豆柴とはどういった犬種なのでしょうか?
なんとなく小さい柴犬というというイメージを持っている方が多いと思いますが、豆柴とは体高が30~34㎝程。体重が4~6㎏位の柴犬のことを指します。
実際のところは、独立犬種として認められている犬種ではなく体の小さい柴犬を豆柴と呼ぶようになりました。ですが大きさにも明確な決まりはなく、ブリーダーの間ではだいたい30㎝を目安にしていることが多いです。
性格はほとんど柴犬と変わりませんが、小さな柴犬は希少価値が高いため普通の柴犬よりも高値で取引されることが多い傾向にあります。
※注意※
悪質なブリーダーの中には、わざと少量しか餌を与えずに体の成長を遅らせ、豆柴として販売しているケースもありますので、他の犬種同様信頼できるブリーダーや、ペットショップから購入するようにしましょう。
以上、柴犬の基本的な性格と魅力をまとめました。
つぶらな瞳と、なんとも言えない丸っとした体型で癒し系の柴犬。犬を飼うなら絶対柴犬がいいという方も多いのではないでしょうか。
ぜひ柴犬を飼う前に参考にしてみてくだいね^^