【里親という選択肢!】保護犬を迎い入れるメリットとデメリット!私も里親になれる?

 

犬を飼おうと思ったときほとんどの方が、ペットショップや

ブリーダーから購入される方が多いですが、

保護犬を迎い入れるという方法もあるのをご存知でしょうか?

 

環境庁の統計資料によれば平成27年度の保健所の犬の引取り数は

46,649頭。

年々減ってきてるとはいえ、その中で返還・譲渡された数は

29,637頭、残りの15,811頭は殺処分されているのが現状です。

しかも、全体の14%(6,462頭)は飼い主から保健所に持ち込まれた犬達です。

人間の勝手な都合で、飼えなくなったからといって保健所に連れて行くことがどうしてできるのでしょうか?

飼い主が迎えに来ることを決して疑わず、冷たい檻の中で待つ動物達の気持ちを考えたことあるのでしょうか。

生き物を飼うことは決して簡単なことではありません。最後まで責任を持って飼うことができるか家族で話し合って犬を迎いいれましょう。

 

 

ここでは保護犬を迎い入れる際の良い点・と悪い点をまとめていきたいと思います。

もくじ

【保護犬の里親になるメリット】

①里親になることで大切な命を繋ぐ手助けができる

年々減ってきてはいますが、残念ながら毎年たくさんの犬達が

殺処分されているのが今の日本の現状です。

そんな中で微力ではありますが、1匹の命を救うことができ愛情を注ぐことができるのが最大のメリットです。

傷ついた犬が心を開いてくれたとき、幸せそうに眠りについたとき

私たちの心も満たされるはずです。

ペットショップの犬も、保護犬も同じ尊い命を持った愛おしい存在です。同じように幸せになる権利があります。

 

②成犬の場合子犬を飼うよりも性格を読み取りやすい

 

子犬から犬を育てる場合、親の性格などから大体の性格を読み取ることはできますが、より成犬の方が性格がわかりやすく、ライフスタイルにあった犬を選びやすいです。

とても元気で活発な犬を飼いたい人や、

性格の大人しくゆったりと犬を飼いたい人も

大人になった犬ならば性格が形成されているため選びやすく

飼った後の性格の不一致などを防ぐことができます。

また体の大きさもはっきりわかっているため、思ったより大きくなりすぎてしまったというようなことも防げます。

 

③子犬の頃にかかりやすい病気の心配がない

 

成犬になった犬を飼うということは、子犬の頃にかかりやすい感染症などの病気はクリアしてきているということになります。

もちろん人間と同じように、大人になってから病気を患ってしまうこともありますが、成犬になっているということはある程度丈夫な体で育ってきたという証になります。

 

④ペットショップ・ブリーダーから購入するより費用が少なく済む

ペットショップやブリーダーはある程度の利益も必要になりますので、その分費用がかかります。

保護犬の方が多少費用がやすく済むことが分かりますね。

ですが、不妊手術代や、ワクチン、犬を届ける際の交通費などは負担することになりますので注意してください。

保護犬も誰にでも簡単に譲渡するわけではなく、しっかり飼っていける環境なのかどうかの確認があります。その一つとして自宅へ訪問して犬を届けるところが多いです。また、生涯犬を飼っていくこと覚悟の認識のためにもワクチン代などの負担をお願いしているところが多いです。

※ただ安いからという理由で保護犬を選択するのはお勧めできません。一つのポイントとして考えておきましょう。

 

次に保護犬を飼う時に大変な点をまとめました。

 

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【保護犬の里親になるデメリット(大変なこと)】

①成犬の場合すでに癖があったり、心の傷を抱えている可能性がある

 

成犬の場合今まで生活してきた上での癖があったり、以前の飼い主から捨てられた、虐待されていた、放置されていたなどの理由から心に傷を抱えている可能性があります。実際に大きな音がすると吠え続けたり、物を噛むなどの問題行動を起こす犬もいます。

何年もの間のトラウマや癖などはしつけをし治すのにも時間がかかります。

焦らずにじっくり犬を向き合う気構えや、寛容に犬を支えていく気持ちが必要です。

 

②新しい環境に慣れるまでに時間がかかる

 

成犬の場合、新しい環境に慣れるまでに時間がかかる場合があります。まず警戒心を解くことが必要です。

こちらも焦らずゆっくり時間をかけて接していくことで

きっと心を開いてくれるはずなので、根気よくお世話をしていきましょう。

時間がかかった分、犬が心を開いてくれて瞬間はこの上ない喜びを感じられますよ^^

 

③シニア犬の場合一緒に過ごせる時間が短くなる。また子犬からの成長を楽しむことができない

シニア犬の場合は一緒に過ごしていける時間が少なくはなりますが、一からしつけなどをする必要がないため落ち着いて生活を共にすることができるというメリットもあります。

また子犬からの成長を楽しむことはできませんが、日々一緒に生活していくことで、それに負けないくらいの思い出を作っていくことはできます。

 

以上保護犬の里親になる時に考えておきたい

メリットとデメリットをご紹介しました。

初めて犬を飼う初心者の方や子犬からしっかりしつけをして

育てていきたい方には、難しい点もあるかもしれませんが、

犬を飼うのに慣れている方、多頭飼いでもう一頭迎い入れたいという方、ある程度しつけのされた成犬を飼いたいという方には

ぜひ保護犬を視野に入れて頂きたいです。

 

一匹でも多くの命が救われることを・・・

動物たちの殺処分0の世界になることを願って

少しでもできることから始めていきましょう!

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