最近本当によく見る犬種と言えば『プードル』!
今日本で一番人気の犬種です。
様々な大きさやカラーのプードルを見かけますが、
プードルにはどんな種類があるのでしょうか?
これからプードルの購入を検討している方の為に
プードルの特徴と種類をまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
もくじ
【プードルの歴史】
プードルの起源については不明な点が多いですが、非常に古くからヨーロッパ各地でみられました。その為、原産地を特定することは難しいですが、フランスで人気を博したことからフランスを原産とするのが一般的です。
プードルはもともと、鴨猟の回収犬として用いられていました。
プードルの語源はドイツ語のPudel(プデル:水中でバチャバチャと音を立てる)であり、ドイツから移入された水辺の猟を得意とする犬が先祖犬であるとされます。
日本での飼育は1949年、アメリカから黒のミニチュア・プードルなどの3頭が輸入されたのが始まりで、2000年代に入ると爆発的な人気を博し、2008年度にはジャパンケネルクラブの犬籍簿登録数が全犬種中第1位となりました。
【プードルの種類】
プードルは様々な飼育環境に合わせて改良されてきた為、たくさんのサイズのプードルがいますが、基本的に国際畜犬連盟(FCI)が定める犬種は4種類です。
①スタンダードプードル
※こちらの写真は実際に私が街で出会ったスタンダードプードルです♡
一番大きなプードル!小さいサイズのプードルが出てくる前のオリジナルサイズです。
体高45 – 60cm程度
体重15 – 25kg程度
おおらかで、頭がとても良く訓練もしやすいことから、現在は介助犬・警察犬・盲導犬・セラピー犬としても活躍しています。
②ミディアムプードル
近年指定されたサイズのプードル。
ミディアムを指定していない国もある為知名度は低めです。
体高35 – 45cm程度
体重8 – 15kg程度
③ミニチュアプードル
サーカスで活躍していることの多いサイズ。
芸をしやすいようにスタンダードプードルを改良して生み出されたサイズとされています。
日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカで人気のあるプードルです。
体高28 – 35cm程度
体重5 – 8kg程度
④トイプードル
今人気のサイズのプードル。よく日本で見かけるサイズの多くはこのトイプードルです。
ミニチュアプードルを愛玩犬として飼いやすいように、さらに小さくしたサイズ。
体高26 – 28cm程度
体重3kg程度
性格は基本的に明るくて温厚ですが、スタンダードプードルと比べると多少神経質で甘えん坊な面があります。
その他①ティーカッププードル(非公認)
一時期メディアでもたくさん取り上げられ、大人気となったティーカッププードル。その名の通り、ティーカップに入るほど小さなサイズのプードルです。
体高20㎝程度
体重2kg程度
プードルの中で一番小さな極小サイズ。
人気が出てから、需要に応えるべく様々なブリーダーがティーカッププードルの産出を試みましたが、安定した供給にはなっておらず価格も高額となっています。
その他②タイニープードル(非公認)
ティーカッププードル同様体の小さなプードルです。
タイニープードルには種類があり、
⒈スクエアタイプ・・・体高と体長がほぼ同じのタイプ
⒉ドワーフタイプ・・・横からみたときに明らかに足が短いタイプ
の2種類に分けられます。
2つの種類に共通する特徴としては、マズル(鼻の周り)が短いことが特徴とされています。また約生後6ヶ月で成長が完了すると言われています。
体高23㎝程度
体重2–3.5kg程度
こちらのサイズも、思ったより大きく成長してしまったり、まだまだ供給が安定していないことが課題とされています。
【プードルの性格と特徴】
プードルは最大の魅力はテディベアのようなその見た目の愛らしさです。くるくるの巻き毛とクリクリの瞳で、とても人気!
しかも、それだけではなく室内犬としての飼いやすさからも人気が高まっています。
プードルの最大の特徴としては、シングルコートで巻き毛のため毛が抜けにくく、匂いも少ないことから飼いやすいとされています。
一方で非常に毛が絡みやすく、毛玉になりやすいため定期的なブラッシング・トリミングが必要です。
ただ、カットによって色々な表情が楽しめますので、お手入れも楽しみながらすることが出来るのもプードルの特徴ですね!
また頭が大変よく温厚。人間が大好きで人懐っこく、しつけがしやすいのも人気の秘訣です。他の犬種でも同じですが、小さいサイズは大きいサイズよりも甘えん坊で神経質な子が多いです。
ただ、もともと賢い犬種なので、きちんとしつけをすれば心強い素敵なパートナーとして活躍してくれますよ^^
【プードルを購入する際の注意点】
稀にトイプードルを購入したのに、思っているより大きく成長してしまった・・・ということもあるようです。
実際に以前筆者が話を聞いたプードルの飼い主さんも、トイプードルをペットショップで購入したのに、ミニチュア・ミディアム位まで成長してしまった。とおっしゃっていました。
悪質な業者が、わざと餌を少なく与え、小さいサイズのプードルと偽って販売することもあるようなので、信用出来るブリーダー、ペットショップから購入するようにしましょう。
信頼出来るブリーダー
また悪意ではなく、個体差により最初は小さくても大きく成長することもありますので、その点は頭の片隅に入れておきましょう!成長しても可愛いプードルであることには変わりありません。最後まで責任を持って飼っていきましょう。
以上プードルの特徴と種類をまとめました。
2008年からジャパンケンネルクラブ犬種別犬籍登録頭数で1位を保ち続けているのにも頷けますね!
プードルは初めて犬を飼う方にも飼いやすいので、ぜひ家族として検討してみてください^^